資料來源: Google Book

韓国仮面劇 :その歴史と原理

中世末の朝鮮社会の中で生まれ、民衆文化に深く根を下して今日まで脈々と継承されてきた仮面劇(タルチュム)の歴史的展開と分布、その担い手を考察しつつ韓国仮面劇の全体像をさぐる。朝鮮王朝時代にソウルを中心に活動していた下層芸人集団・〓@6CEE@人(パニン)が「山台仮面劇」の担い手であることを明らかにするなど、芸能と民俗文化(祭り、儀礼、巫俗等)とのかかわりにおいて仮面劇の成立を探るとともに、台詞や劇形式の構造分析にまで及ぶ。さらに、日本の能や獅子舞への影響を示唆する有力な手がかりを提供するなど、韓国仮面劇をひろく東アジアの仮面劇の流れの中に位置づけ、アジア民衆のおおらかな芸能の実相を描き出す。
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