資料來源: Google Book

楽人の都・上海 :近代中国における西洋音楽の受容

本書のテーマは近代、特に20世紀初頭から1930年代までの中国において、西洋音楽がどのように受容され、発展していったかということである。本論の中心となるのは、1927年に上海に創立された中国初の音楽学校、国立音楽院(現在の上海音楽学院)と、それをめぐる人々である。辛亥革命から五四期、そして動乱の30年代へと大きく揺れ動いた中国が、西洋音楽という異文化をどのように受けとめたのか、こめたのか。こ史の問題であるのみならず、近代中国にとって西洋文化とは何だったのかを考察する手がかりとなる。
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