資料來源: Google Book
「愛染」「鳴門」など豪放な大作で知られる日本画の巨匠・川端龍子が四国遍路に出たのは戦後間もない1950年のことだった。龍子は、妻と息子の菩提を弔うと同時に風景画を極めたいと写生帳を携え、65歳から6年がかりで88カ所すべての札所をスケッチしながら巡り終えた。それらは「草描(そうびょう)」と名付けた墨画淡彩の作品として発表されている。『ホトトギス』同人でもあった龍子の俳句と短い探訪記が添えられた全作品を収録。世に数多ある遍路紀行本とは一線を画す、格調高い画文集。
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