資料來源: Google Book
一九九〇年の社会主義の崩壊から一〇年、最近になって裏側の状況が、当時の極秘文書を利用した歴史書として、元館長ピオトロフスキー等により書かれるようになり、明らかにされてきている。とはいえ、文化の場の成立をめぐっての「ブラック・ボックス」は容易にその全貌が知れるわけではない。本書では、ロマノフ家歴代の皇帝およびソ連時代の歴代の館長が何を、そして、どんな意図で収集したのか、誰を相手にそれを見せようとしていたのか、世界史にも名高いその財産が、ロマノフ王朝の崩壊後、皇帝一家の惨殺とともにどうなったのか、こうしたエルミタージュ博物館の歴史をたどってみる。
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