本書では、能楽の詞章である謡曲と狂言を選ぶに当たり、五番立て番組の順序により分類して、それぞれ秀作と思われる曲を採用した。謡曲は翁ではじまり附祝言で終る間を、脇能二番・修羅物三番・鬘物四番・四番目物三番・切能二番計十四番にした。狂言は脇狂言・聟狂言・大名狂言・太郎冠者狂言・女狂言・出家狂言・座頭狂言・鬼狂言・山伏狂言・雑狂言・舞狂言の順に、太郎冠者狂言および雑狂言の各二番以外は一番ずつの計十三番にした。
來源: Google Book
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